キッチンスプーン

2017年9月19日 09:01

10月7日土曜日 3期生 10時から14時 参加費3500円
  お家にある紅茶を持ってきてください。 
  ・からだをあたためる食べもの
  ・「食の一句」に学ぶ 秋の食べものにまつわる俳句
  ・本日開店 アフタヌーンティーサロン
   ベーシックなサンドイッチ2種類
   地粉のスコーン
   カップケーキ・・バター生地とオイル生地
   そば粉のクレープ
   豆乳のミルクプリン
   おいしい紅茶
10月8日日曜日 1期生 ヨガピクニック 10時半から14時
  参加費・・ヨガ1500円 
       ランチ(行楽弁当・おやつ・コーヒー)1500円
  場所・・久万高原町畑野川 千本高原
10月22日日曜日 2期生 16時から20時 参加費3500円
  ・からだをあたためる食べもの
  ・「食の一句」に学ぶ 秋の食べものにまつわる俳句
  ・本日開店 洋食屋 匙
   レシピ紹介とおさらい 3種類の基本ソース
   (トマトソース・ホワイトソース・マヨネーズ)
   秋の山の恵みサラダ
   クリームコロッケとミートボール
   玄米のハーブバターライス
ご興味のある方、この機会にぜひご一緒しませんか。
どの教室にもすこし空きがあります。
お気軽にお問い合わせください。
秋の里山で、あなたのご参加をお待ちしています。
    
  
   
   

カテゴリ:お知らせ
2017年9月16日 23:23

今朝、山で果樹園をされている方からお電話がありました。
傷もののりんごを分けてくださるとのこと。
おおよろこびお伺いしました。
りんごあれこれ。
こんなにどっさりほんとにいいんでしょうか。
摘みたてブルーベリー。
ついつい手が伸びます。
赤いすもも。
ひとくちかじったら、丸ごと1個食べ終わるまでなにも聞こえていません。


2017年9月14日 07:58

8月11日 くもり。街路樹の木の葉が色付いている。こちらは秋が早い。
4時半  起床。ヨガ45分。白湯を飲みゆっくりする。
7時半  ホテルで朝食。パンの種類が豊富でうれしい。ひときれずつ試す。
     クロワッサン パンオレザン ショソンポンム パヴェ パンド
     カンパーニュ バゲット チーズ(コンテ・カマンベール)ハム
     3種 スモークサーモンサラダ コーヒー。
     食後部屋でのんびりしていると、隣部屋からたみ子さんがやって来る。
     目が泳いでいる。白い顔でちんぷんかんぷんな助言をどんどん始めるので
     よくよく話を聞いてみる。碇さんから注意があった、ジプシーが怖いのだ。
     トンカチなこと言って。いろんなひとがいる。私たちとおんなじに。
9時  バス観光。    
    エッフェル塔、ノートルダム寺院、凱旋門、コンコルド広場。バスに乗り、
    説明を聞きながら見上げる。ルーブル美術館へ。ものすごい人出。静寂は
    どこにもない。あらゆる国籍の人たちとあらゆる言語が入りまじる。まる
    で具だくさんなスープの鍋に間違って落っこちたみたいだ。のぼせてきた。
    20年前、朝一番にひとりで来たルーブルで、ミロのビーナスと母さんは二
    人っきりだったんだよ、と菜々子に言う。 へっ。そうなの。 うん。
    でもまあこれはこれで。
    ベルサイユ宮殿のあと、免税店へ。申し訳ないほど興味がない。仕方なく
    街路樹の下にあるベンチに座り、他の人たちのお買いもののようすをなが
    める。皆さん、買いたいものが買えていますか。菜々子は拾った枝で砂に
    絵を描く。目の前の、古く品のいいアパルトマンをみあげると、ふたりの
    老婦人が肩を並べ、窓辺の花の世話をしているのが見えた。
12時  ビストロで昼食。
    ミネストローネスープ バゲットスライス ローストチキン・白ワインと
    生クリームのソース フライドポテト りんごのタルト。
15時  オペラ座で解散。ここからは自由行動。ツアーの皆さんに簡単な挨拶をし
    て、にこにこ手を振ってわかれる。12歳と62歳の家族を伴って異国の街を
    歩くたのしさ。たみ子さんも菜々子も花の都をのしのし歩く。のどが渇い
    たと言うのでカフェに入る。菜々子はオランジーナ、たみ子さんはエビア
    ン、わたしはコーヒーをとる。地図をひらき、今いる場所はここ。行きた
    いところはある?と聞くと、たみ子さんは百貨店、菜々子はマカロン屋が
    いいと言う。ちょうどいい。ギャラリー・ラファイエット・デパートがす
    ぐそこだ。
    1階にあったのは、お菓子とお総菜。
    マカロン。チョコレート。ケーキ。アイスクリーム。パン。キッシュ。
    パイ。ローストビーフ。サラダ。パテ。チーズ。中華料理。アフリカ菓子。
    ギリシャ風の総菜。スパイス。カフェやイートインもある。たくさんの菓
    子店のマカロンの中から、菜々子がここ、と選んだのはラデュレ。フラン
    ボワーズ、バニラ、チョコレート、ピスタチオ、レモンをひとつずつ。自
    分のちいさいお財布から支払いをしてつつみを受け取り、笑顔の店員さん
    にメルシー、とほほえみを返す菜々子。うれしそう。
    地下は生鮮食品と加工品。
    ちいさなマルシェがある。トマト。ベリー。りんご。ぶどう。オレンジ。
    チーズ屋。肉屋。魚屋。マスタード。オイル。瓶詰め。サラミ。オリーブ。
    日用菓子もある。ああたのしい。たみ子さんはお土産選びに熱中だ。夕食
    は部屋で食べたいと言うので、中華料理の惣菜の量り売りコーナーで、ふた
    りが指さすあれこれを少しずつ包んでもらう。タクシーでホテルへ。
18時  部屋に戻ると、菜々子がちいさく声を上げて拍手している。ベットの上の枕
    をぽん、とたたいて、お母さん、なくなってる。と声をはずませる。今朝、
    枕元にチップの小銭と、菜々子が書いたメッセージとイラスト、日本から持
    ってきたあめをひとつ置いて出た。それが全部なくなっていると言って目を
    輝かせる。こびとの靴屋みたいに思うのだろう。子どもと旅するっていいな。
    よほどうれしかったらしく、思い出すたび何度も何度も話してくれる。
19時  ホテルの部屋で夕食・・赤と黄色のプチトマト みかん2個 かご入りのいち
    ごと野いちご チャーハン 焼きそば 焼き餃子 揚げ春巻き。慣れた味にほ
    っとしたのだろう。たみ子さんは上機嫌。菜々子はマカロンひとつぶを目を細
    めて味わう。ゆっくり入浴。洗濯。読書。
22時  就寝。
    
    
    
    
    
    

    
    

2017年9月12日 20:33

本日5周年を迎えました。
満天の星に虫の声。
しあわせな5年間です。
店で家族とささやかなお祝いをしました。
今日も明日もあさっても、一心につとめます。
山が恋しくなったらどうぞ訪ねてきてください。
あなたのお越しを、ここでお待ちしています。
深い感謝を込めて。
kitchen spoon 店主 姫野晶子


カテゴリ:お店について
2017年9月 9日 05:21

8月10日(木) くもり時々晴れ
4時  起床。床にシーツを敷き、ヨガ1時間。窓の外に白い月。満月が近い。
    妙にもろいところもあるが、意外と粘りがきくわたしのからだ。毎日
    面倒をみる。巡りがよくなり、しっとり汗をかく。
    朝食・・あつい紅茶 バゲットスライス クランベリー入りのパン 
    コンテチーズ カフェオレ。 菜々子もたみ子さんもよく食べている。
8時  朝の霧の中、田舎町にあるワインのテイスティング会場へ向かう。現地
    の日本人女性2人がワインの説明をしてくれる。ひとりは朗らかであか
    るい。もうひとりは、母国が同じでも日本人観光客という集団が好きで
    はないのだろう。冷えた目をして淡々と接客している。たみ子さんがこ
    ちらに身を乗り出し、どれがいちばん好き?と聞くので、ロゼダンジュ
    と答えると、勢いこんでカウンターへ行き3本も買ってくれた。
9時  古城をめぐる。シュノンソー城へ。広い庭と森がうつくしい。農園も。
    贅の限りを尽くした、緊張感のある部屋がいくつも続く。菜々子は池に
    鴨を見つけてはしゃいでいる。買い物・・イチジクとバニラのシロップ
    漬けを干したもの2袋、この森で暮らすロバのミルク石鹸3個。シャンボ
    ール城、アンボワーズ城を見たあとビストロで昼食。地元に人気の料理
    店なのだろう。客と店の距離感がちかい。誰もがくつろいでいろようす
    がすごくいい。キッシュロレーヌ たらのソテーのクリームソース バ
    ゲット レモンのババロワ。(もれなく甘い。望むところです。)
    バスでシャルトル大聖堂へ向かう。
14時  大聖堂を見上げる。ほれぼれと。1時間ぐらいここに座っていたい。入
    り口近くに巡礼者がたっている。ホタテ貝の殻を両手で持ち、皆から小
    銭を入れてもらっている。托鉢碗と同じだ。入口のイエスの彫刻がブッ
    ダに見える、と菜々子が声をはずませる。ええ。驚きながらも間違いを
    正さず、あいまいに黙ったままでいると、わたしの左手に握っていた菜
    々子のデジタルカメラが、手の中からゆっくりはなれ落ち、石畳の上で
    かつんと乾いた音を立てた。びっくりして拾い上げる。レンズが壊れて
    いる。あああ。ごめん。菜々子が、わたしの顔をまじまじと見ている。
    日本に帰ったら直そう。ごめん。ほんとうに。  うん。いいよ。
    このときわたしには、自分の声がまるで、はるか遠くで鳴る鐘の音のよ
    うにふたしかに重なって聞こえていた。
    今のは。今のはなに。
    落としたのではない。わたしの手の中にあったのは、花びらか木の葉だ
    ったのだろうか。それくらいなんの感覚も感触もない一瞬のうちに、こ
    の手から、ゆっくりと、白い羽根が1枚ふわりと落ちていくのが見えた。
    これは。
    叱られたということ。
    なな、あの彫刻はイエスだよ。
    わたしたちは空を見上げ沈黙し、聖堂に入った。
    祈る婦人がいる。ひざまずき石柱に唇をつける老父がいる。涙ぐむひと。
    座り続けるひと。親と子ども。パイプオルガンが低くおおきく鳴り響く。
    深いくつろぎの中でしずかに座る。聖堂から出て振りかえり、もう一度
    空を仰ぐ。わたしも悔い改める。わたしも一心に許しをこう。やがて、
    みっしりと空を覆っていた灰色雲がおおきく流れさり、教会の真上に
    真青な空が現れた。さまざまなハーブかしげる庭が淡くひかっている。
    バスでパリに向かう。
18時  ノートルダムの見えるカフェで夕食・・グリーンサラダ バゲット 牛
    肉の赤ワイン煮とバター味のパスタ ショコラショ(焼きたてのチョコ
    レートケーキ)ツアーガイドの碇さんの表情が、パリに来て一気にくつ
    ろぐ。テロが起こったときもパリにいたそうで、そのときの話をしてく
    れた。おおきな混乱はすぐに鎮まり、翌日には花屋もパン屋もカフェも
    店を開け人々は淡々としていたそうだ。大騒ぎするのはやめてほしいと
    いう考えのひともいて、自分もそうだったという。菜々子はショコラシ
    ョをひとくち食べ、ぶるっと震えたままひっそりとスプーンを置いた。
    しびれるように甘くてきっちり苦い。バスでホテルへ向かう。有名な建
    物が見えるたびに、バスが揺れるような盛り上がり。菜々子は控えめに
    拍手。たみ子さんは涙ぐむ。よろこぶふたりを見るたびに、気持ちがほ
    こほこする。
20時  ホテル着。並木道の緑のなかのホテル。清潔で快適すぎて、日本にいる
    ような気分。菜々子は、一番最初に泊まった部屋が好きだったという。
    外国らしくてよかったのだそう。


    

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