キッチンスプーン

『2016年5月』のアーカイブス
2016年5月31日 21:23

3日間友人の工房でカフェをしました。

はたおり工房の隣。 手作りのまあたらしいカフェ・スペースに

いろんな品といろんなひとが、朝からじゃんじゃかやってきます。

山からも町からもきてくれたお手伝いさんたちと、開店。

スタッフは服装をほんのりそろえました。

手持ちの青い服と麦わらぼうし。

みんなすてきです。 

手製のネクタイ。 かんかんぼうし。 仕立てのいい藍。 ふるい着物。

もりあがります。

カフェの仕事、久々だなあ。 なにげなくそういうと

友人たちはだれもがおかしそうにわらって、

いつもやってる仕事とおなじでしょといいます。

おなじに見えるのか。

kitchen spoon は、わたしにとって祈り。 

2016年5月27日 21:30

5月28日土曜日は、出張カフェのため食堂はおやすみです。

友人の工房で3日間。

かおりのいいコーヒー豆と焼き立てパンを車につめこみ

つばめ夫妻におるすばんをお願いして

直瀬からさらに山の奥へ奥へ。

地粉玄米パン  たけのこグラタンパン  野きゃべつピロシキ

夏みかんのジャムパン  ヤーコン蜜煮パン  よもぎとレモンのスコーン

今日もぐっすり眠ります。

あしたも早起き。

カテゴリ:お知らせ
2016年5月26日 17:50

ずっとやってみたかった店をしたんですけど、やめたんです。

そうおっしゃって、きゅっと口もとを引き締めたのは

わたしよりすこしお若い女性。

つよくてきれいな目の持ち主でしたが

からだのどこかが、ちょっと痛むときのような声の出し方でした。

お菓子とパンとコーヒーのお店だったそうです。

こころのこり。

そんなのないです、と言い切れるひとは

そもそも生まれてきません。

がんばってください。 わたしもがんばります。

2016年5月26日 16:52

それって、きのうの話ですよね。

え。

とおい目をして。 なつかしそうに話してますけど。 

訪ねてきたひとに、たのしかった話を聞いてもらったあと。

しずかにひかる彼の眼に、しかたのないひとだなという笑いが

薄くにじむのが見えました。

あ。そうか。 はい。 きのうです。

しゃくとりむしすすむ ゼリー固まりゆく時間    須川洋子

2016年5月23日 17:10

店の前のひろい畑をおかりしています。

植えたいものはいっぱいあるのですが、

まだまったくの手つかずで、草ぼうぼうです。

えいやあと草刈り機を持ちだし、朝夕。

近所のひとが、かわるがわる様子を見に来てくれます。

とおくからでもわかる笑顔で、そーっと。

へたっぴすぎてなんて、もうなんて言ったらいいのかわからないくらいなんでしょう。

これはー。 草・・・・刈ったんか。

うん。

おー。 そうかー。 けがせられんよ。

孫か子の気分。

2016年5月23日 16:49

晴れた日曜日の朝、集まったひとたちと木陰でヨガ。 

これがいいんです。

しずかで。

ヨガのレッスンのあとは、おいしいランチ。

自由な教室に育ってきました。

kitchen spoon のピクニック教室

自家製パンとディップでつくる、オープンサンドイッチのアイデア

手作りマヨネーズはかんたんです

木陰でポップコーン ぽんぽん

はちみつシロップとコーディアル

春から夏にかけての食べ方

カテゴリ:ケータリング
2016年5月20日 18:15

おひとりさまがふえました。

とくに男性。

テラス席を好まれます。

5月の野外の日ざしはしんしんと強く、ときに風もつよい。

あるのは、山、空、水の音。

沈黙をこわすのがあまり好きではないので

ほとんどおかまいしません。

はい。

男たちの背中が

それでいっこうにかまわない、といっている気がして。

カテゴリ:お店について
2016年5月19日 18:32

勉強して修行して現地の仕事も見た、といえるのは

フランス料理だけです。

古典に詩のような名前のスープがあります。

パリ・ソワール

じゃがいもとミルクのなめらかな冷製スープに、ほのかに香るナツメグと白こしょう。

自慢のコンソメスープでつくったジュレを浮かべ

かおりのやさしい緑のハーブを仕上げにすこし。

生うにをほんのひとさじ添えてある、というところもありました。

これのどこが夕日なの。

ふむふむと舌つづみを打ちながら、首をかしげていた若いころ。

今ならわかる。

ようやくすこし。

2016年5月19日 18:04

いただいております。

5月の日暮れに、ひとりでゆっくり、つめたい白。

ジュリアン・メイエ  メール・エ・コキヤージュ2012

はちみつ色です。

風がふきます。 水と草のかおり。

かつてワインバーにいたこともありまして

飲もうと思えば、きっと今でもそれなりに飲めると思います。

山に来て5年。

たまにひとりで、ほんとうに飲みたいお酒をグラス一杯。

これでじゅうぶんと思うようになりました。

年に1回、信頼するバーマンに会いに行くのがたのしみ。

2016年5月18日 18:45

今年も赤い木の実がたくさんなりました。

ちいさな木ですが、いちどに麦わらぼうしいっぱい取れます。

わたしの母と娘は、ふたりそろって毎朝ことりと大喧嘩。

ことりだってまけてません。

それくらいおいしい、というより

緑の木陰でひかる赤い木の実は、きれいです。

今日も昨日も明日も、大騒動。

ま、気のすむようにおやんなさい。

2016年5月18日 18:07

おとなになってからはじめました。

毎日毎日弾いています。

練習ではそんなことないのに、先生の前だとしどろもどろになります。

緊張で手がぶるぶるふるえたり

どこを弾いているのか突然わからなくなったり

なにがなんだかわからなくなって手がとまったまま

頭がじいんとしたりしますが

ピアノ、好きです。

初心者になろう。

2016年5月17日 20:04

小学校の学校行事のため、食堂はおやすみです。

今日、赤ちゃんを抱っこしました。

はらっぱ農夫の次郎さんとまいこさんの大事な子。

友人たちにかわるがわる抱っこされ、

ほかのお母さんのおっぱいをもらい乳してました。

そうかあ。

うまれたとき、わたしたちはみんなこうでしたね。

自分以外のものに、自分の全てをゆだねて

すこしもおそれず何もうたがわず

生きていました。

2016年5月16日 18:44

土曜日の午後三時。

きれいさっぱり片付いたキッチンから、いちもくさんに原っぱへ。

むすめとふたりでキャンプです。

なれてきました。 

若いかえでの木の下にレンガ色のさんかくテント。

木陰にブランケットをぱさっとしいて、食事のしたくを済ませたら

椅子にすわって夕焼け空に、ぽかーんと。

川端康成 掌の小説

一応手を伸ばすのですが、すぐに文字から目がはなれ、ぼーっとしていました。

のびやかに歌う鳥の声を、シャワーのように浴びていい気分。

かえでの種が、ひざにひとつ。

2016年5月16日 18:17

街に行って布を見よう、と母が言います。

ヨガ用のズボンと夏用ブラウスを縫ってくれるそうです。

あらうれしい。

白い霧の水田を抜け、みどり濃い里山から雨のふるしずかな市内へ。

濃紺のやわらかい麻。 空色の綿麻。 糸とテープ。

買いたいものが買えて、母は大満足のようでした。

お昼は友人のお店、フウミカデンにおじゃましました。

ちよさんが作る玄米菜食、好きだなあ。

窓辺のお席でほのぼのと。

お土産に自家製の玄米グラノーラをいただきました。

山の友人たちと、いい子でわけっこ。

2016年5月12日 17:51

5月18日水曜日 28日土曜日

小学校の参観日と、森のカフェへ出張のため、食堂はおやすみです。

久万高原町の友人からお昼前に電話がありました。

この前のスコーン。あれが食べたくて食べたくて。今から作ろうと思うんやけど。

家にあるものでできる?   いっぱい焼いてガラスびんに詰めときたい。

作り方ね。 メモ、いい?

庭のいちごの実が赤い。

おいしくできたかな。

カテゴリ:お店について
2016年5月11日 21:28

わたしの家族はあまいものが大好きです。

11歳から90歳の女の子4人暮らし。

あめ玉とせんべいがあればいい。それよりあったかい玄米ごはんをおなかいっぱい食べたい。

なんて思っているのは、わたしだけですね。

もうね。 みんながよければいいんです。

週に一回、家族の好物のおやつを買い求めます。

パン屋さんのミニクロワッサン クリームチーズ 久万高原のいちごジャム

あんこ用のあずき 白玉粉 ポップコーンの種 地元の笹巻 

お母さんたちの手作りよもぎまんじゅう ミルクチョコレート

友人がつとめる作業所の新作クッキー  

じゅうぶんあるね。 

たーんとおあがりーと戸棚におさめたその翌日。

バニラアイスが買い足されている。

そーっと買い足されている。

2016年5月10日 15:46

雨をきらう人が多いです。

どうして。

きらわないでほしい。

雨にあたったら、あなた死んでしまうの。

そんなことないと思う。

かさなんていらない。かっぱなんてきない。

ざあざあ降る雨の中、5月の緑をふみしめて、のしのし歩きましょう。

ぬれたらかわいたタオルでごしごしふけばいい。

だめかなぁ。 

わたしは好きなんだけどなぁ。

せつせつと 目まで濡らして 髪洗ふ  野沢節子

2016年5月10日 09:42

わたしのクローゼットは、たたみ半畳におさまります。

加藤さんの服と、いただきものと、母の手作りがほとんど。

それに、簡素な黒の礼服がひとそろえ。

色は、白 生成り 藍 紺 黒

いざとなれば、あるもので工夫して盛装もしますし

いつもの服で海を越え山を越え、どこまでも出かけます。

苦手なのは、あたらしすぎる服。

マザー・テレサが、洗いがえのサリーを一枚だけ持ってスラムに入っていったのは

今のわたしより若いときだったそうです。

2016年5月 6日 18:01

大型連休です。

藤の花のうす紫。おおでまりの白。里山は緑。

つばめの羽は、黒にるり色。 

いろんなところで料理を作りました。

お店。 友人のお台所。 木陰。 そして家。

くつろいでいるひとをたくさん見ました。

おとなも、こどもも、おとしよりも。

なによりです。

あなたの平和が、わたしの平和。

カテゴリ:お店について
2016年5月 6日 17:47

・ほうれん草とクレソンのポタージュ・スープ

・久万高原町5月6日の恵みをおさらいっぱい

 朝つみクレソンと水菜のグリーン・サラダ だいこんと梅のドレッシング

 のらぼう菜 野良きゃべつ 野生のみつ葉 の塩ゆで

 長いも かぼちゃ らっきょう の素揚げ だいこん葉のソース

 原木しいたけのコンフィ いたどりのマリネ にんじんの細切りサラダ

 たらの芽のフリッㇳ 自家製パンと豆乳のホワイトソースのグラタン・トースト

・山の玄米チーズ・リゾット 春の菜園風

・地粉、こきび、よもぎのスコーン

・kitchen spoon 5月のブレンドコーヒー

おひとりさま 2500円

カテゴリ:旬のメニュー
2016年5月 5日 19:28

あけはなした窓から、すいーっと。

かわるがわるやってきて、そのうつくしい姿を見せてくれます。

店の中で巣作りのそうだんをしている、あなたがた。

よくきいて。

巣はおそと。

またあえてうれしい。

カテゴリ:お店について
2016年5月 3日 20:19

ひとの役に立ちたいと思うなら

自分のめんどうを見れるようになるのが一番。

そう教えてくれたひとが、わたしには何人かいます。

みなさんばらばらの生き方ですが、おっしゃることはぴたりと同じ。

そのひとたちはみな

好きな仕事をして好きなごはんを食べて

自分のからだと心を決してひとまかせにしないで

あいまいなことを、あいまいなまま受け入れ

ひとのなかでしずかに深く暮らしています。

その表情はいつも、生き生きとしずかで、ほのあかるく、うつくしい。

そのさまは、わたしのひかり。

今日は休日。

さあて。 ゆっくり湯につかります。