キッチンスプーン

『2016年11月』のアーカイブス
2016年11月30日 15:54

昔ながらのおせちを8種類ご用意します。

ごちそうはきっといっぱいあるでしょうから、

田舎のおばあちゃんが手作りするような素朴なものだけ。

盛り付けまえの状態でお届けします。

おせちは大得意。

ですが今まで、家族や友人たちのためにのんきに作ってきたものなので

いざお商売となると、ちょっと胸がどきどきします。

おしながき

おうちのお重や器に上手にできる、盛り付けのヒント集

盛り付け用の山の南天の実、ゆず、葉物つき

紅白なます 黒豆 きんとき芋 ごぼうの精進八幡まき 

たたきごぼう 昆布まき 田作り 天然ぶりのゆうあん焼き 

2人前・・・10,000円  限定10個

4人前・・・20,000円  限定15個

締め切り 12月20日

お問い合わせ  メール またはお電話(0892-31-0511)

        お名前、ご住所、ご連絡先をおしらせください。

お届け 12月30日 取りに来られる方は30日の午前中にお越しください。

お支払い 銀行振り込み 詳細はご予約のときにお伝えします。

送料 申し訳ありませんが着払いにてご負担ください。

カテゴリ:旬のメニュー
2016年11月28日 17:11

友人の工房におじゃましてきました。

みんなでいっしょにお昼を食べて、ご主人じまんのコーヒーであたたまったら

いざ、はたおり。

おんなの手仕事という集まりの名にふさわしい、かしましさです。

夫がいる暮らしというのはにぎやかですね。

どのひとも、はなしの中身はちょっとおこっていても

その頬はあたたかそうに上気して、表情はあかるいです。

結婚生活から早々にリタイアしているわたしには、めずらしく、たのしいはなしばかり。

恋ならいつでもできます。

でも

好きなひとと暮らしをひとつにすることは、もうないでしょう。

わたしは、わたしの愛するひとに、夫になってほしいとは思わないからです。

わたしは、わたしの愛するひとに、わたしの愛するひとのままでいてほしいだけです。

運命のひとは、ひとりかふたり。

2016年11月28日 09:41

今日は休日。

朝食のあと、台所にあるものでお弁当をこしらえました。

8個。

なんのあてもなく。

鮭の塩焼き ひじきの煮物 ごぼうのかきあげ ほうれん草のおひたし

鶏とねぎのつけ焼き 大根葉の煮ひたし 自家製梅干し 玄米ごはん 

だれかといっしょに食べたり、思いついたところに届けに行ったりします。

さ、いい風と日差しだ。

8個のお弁当とおでかけ。

2016年11月27日 16:18

たった一日ですみましたが、ばったり寝込みました。

なんだったんでしょう。

朝起きてしばらくはなんともなくて、ぐっすり眠った気持ちのいいめざめでした。

ほのぼのと着替えたり髪をといたり、紅茶をのんだりしていたのですが

いきなりからだをつらぬく、すさまじい頭痛、動悸、吐き気、耳鳴り。

もうね。

何が起こったのかわからない。

ひなたぼっこの途中で、うしろから傷みの洪水にどうっとのまれたようでした。

3期生のみなさんとの料理教室ができませんでした。

ほんとうにごめんなさい。

けっきょく一日こんこんと眠りつづけ、病院のお世話にもならず薬ものまず

夜にはころっとよくなってしまいました。

2016年11月25日 19:58

この秋、囲炉裏をもらい受けました。

火を入れるのは今夜で2度目です。

ほの暗い部屋であかくもえる、炭のかわいた音。

これはいい。

なれたら自室でお茶がのめますね。

今はりんご酒をすこしいただいています。

久万高原町は、今日はじめてとおくの山にうっすらと雪が見えました。

2016年11月22日 19:42

11月23日木曜日は、小学校の行事に参加のため、おやすみします。

おもちつきと学芸会です。

直瀬は紅葉が散りはじめ、落ち葉がはらはら舞っています。

寒さがうれしい晩秋。

あたたかくして、いい祝日をお過ごしください。

カテゴリ:お知らせ
2016年11月18日 15:06

どうしてこんなちいさい店を作ったんでしょう。

たった8席。

来てくださるあなたがいることに、今日もここで料理を作れることに

ごくあたりまえだと感じているすべてに、いまさらですが

心底びっくりです。

ああ。

そうです思い出しました。

もともとは、ここでおもにケータリングをやるつもりでいました。

建築家の山下さんとあれこれなんどもなんども話すうち

ここで食事がしたいというひとがきっといるから席を作ろうということになったのでした。

最初は机ひとつに椅子4つ。

むくっとふえて8席。

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2016年11月18日 08:16

夏のおわりから秋にかけて

・停電の夜に ジュンパ・ラヒリ 小川高義訳 

  きめがこまかくなめらか

・あんじゅう 宮部みゆき

  このひとがすき、という義理の妹がかしてくれました

・古都 川端康成

  一生読める

・もの食う話 文藝春秋編

  武田泰淳、百合子夫妻にぐっときます

・鉄道員 ぽっぽや 浅田次郎

  雪が見たい

2016年11月16日 18:05

むくわれない。

友人がつぶやいたそのひとことが、あまりにもさみしく

わたしはしずかにうつむいて、息をのみました。

どうすれば元気になってもらえる。

猪にあらされた畑は、うねるようなけものの息づかいがつよく残っていました。

雨に打たれながら、となりで立ちつくす友の息が、白い。

いつか今年の秋を語りあう日がきたら

みのりとぼしくとも学びの多い11月だったと、うなずきあえますように。

やさしさの 蜜入り林檎 剥き呉れし  川村よう平

2016年11月11日 16:51

・西洋かぼちゃと山にんじんの秋色ポタージュ・スープ

・久万高原町の恵みサラダ

   かぶ菜 モロッコ豆 ブロッコリー はくさい はやとうり 塩ゆで

   地ごぼう きく芋 じねんじょ れんこん じゃが芋 素揚げ

   えだまめの塩バター にんじんのグラッセ 秋なすのトマト煮 

   地芋のシンプル・ポテトサラダ 2種類の豆のサラダ にんじんのジュリエンヌ・サラダ

・自家製ドレッシング

   玉ねぎマスタード・梅バルサミコ・手づくりマヨネーズ・ハーブガーリックオイル・ワイン塩

・焼きたて とうきび粉とじゃがいものパン

・豆乳ホワイトソースと山のきのこのちいさなグラタン

・山のくだもの えごまの実のクッキー 焼きりんご

・kitchen spoon 11月コーヒー

おひとりさま 2500円

カテゴリ:旬のメニュー
2016年11月11日 16:41

11月12日土曜日は食堂をおやすみします。

小学校のPTAのおつとめで、砥部に行きます。

山はもみじが真っ赤です。

そろそろ毛糸がさわりたくなってきたなーと友人に話したら

まだまだあるんというのできっとこれでもひかえめな量なんでしょう

マルシェかごいっぱいの羊の毛と、

アンデスの少女が持っているような原始的な糸つむぎをわたされました。

なかなかたのしいです。

紡ぐ11月。

カテゴリ:お知らせ
2016年11月 9日 17:08

わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。

またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいびろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かわっているのをたびたびみました。

わたくしは、そういうきれいなたべものやきものをすきです。

これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹や月あかりからもらってきたのです。

ほんとうに、かしわばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかったり、十一月の山の風のなかに、ふるえながら立ったりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。ほんとうにもう、どうしてもこんなことがあるようでしかたないということを、わたくしはそのとおり書いたまでです。

ですから、これらのなかには、あなたのためになるところもあるでしょうし、ただそれっきりのところもあるでしょうが、わたくしには、そのみわけがよくつきません。なんのことだか、わけのわからないところもあるでしょうが、そんなところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです。

けれども、わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません。

大正十二年 十二月二十日   宮沢賢治

この文章に出会った15年前のその日から、わたしの生き方は、はじまりました。

2016年11月 8日 15:22

3期生  11月26日土曜日 10:00~14:00 参加費3500円

・秋から冬にかけての食べ方について

・お手製カレールーで作るベジタブル・カレー

・あなたの街の小麦で作るパン

・雑穀とハーブのバターライス

・おいしいミルクティーとやさしい瞑想

1期生 11月27日日曜日 10:00~14:00 参加費3500円

・秋から冬にかけての食べ方について

・からだをあたためる飲みもの 梅湯

・外国風おそうざい キッシュを作ってみましょう

・温野菜サラダと冬のソース

・手つくりチョコレート

1期生・3期生のみなさんへ。

お手数ですが、参加される方は一度メールでお知らせください。

カテゴリ:お知らせ
2016年11月 8日 14:07

店のまえのひろい畑をおかりして、約半年。

どうにもこうにも。

大草もぐれ(直瀬の言葉で草ぼうぼう)にしてしまっていました。

うーん。

自然農の次郎さんに教えを乞うていたのですが

ふがいないことに、今のわたしにはまったくつとまらず。

やる気がない とお叱りをうけ、しんなり。

俺がかかわらんほうがええんかな と言われ、かえす言葉もない。

ひとの力を借りずにやれ と。

う、うーん。

次郎さんとよくよく話をして、久万で農業をしている隆悟さんに相談することにしました。

久万高原町の手に負えなくなった田畑の管理を引き受けている彼の手にかかれば

なにもかも、あっというまです。

おおきな機械でばーんとやってきて、まずはいっきに草を刈ってくれました。

つぎつぎにようすを見にやって来てくれる、直瀬のひと。

まあもうなあ。 

無理せんと2、3年かけてやっとおみや。

うん。

あせらずなまけず。

2016年11月 4日 17:40

土曜日の夕方。

いい星になりそうな空でした。

店の片付けがすんだら、テントとたき火の用意をして原っぱへ。

むすめに声をかけましたが、おばあちゃんとこたつでテレビのほうがいいとのこと。

あら。  じゃ、気がかわったらいつでもおいで。

ひとりでいくの!?  うん。

へ。 ひとりでなにするの。  たき火。

あー。 いってらっしゃい。  ありがと。

息が白い。

11月の原っぱは、あかるく冷えていました。

わたしのちいさなさんかくテントは、そのままでは冬には向かないようなので

持参したありったけの布とピンで、内側にさらにちいさな小部屋をつくります。

音をたててもえる薪のそばに、ちいさい椅子と机。

おいしいビールと、こうばしく焼いたパンとバター。

チョコレート。

ひざの上に、川端康成。

2016年11月 2日 16:47

ハロウィンというのは、もとはいったい何なのか

今はどんなふうにとらえられているものなのか

まるっきりわかってないのですが。

その日直瀬は、冬の気配がする冷えたくもり空を

一羽の大きな鷹がゆったり羽をひろげてわたっていました。

あきこさーん。 はいはい。

おもいきって仮装してみたんだけどこれでいいの、という顔の子どもたち。

お菓子をどっさりくれました。

チョコレート キャンディー お母さんの手作りクッキー

おばさんからの差し入れ、お手製カステラ  

生まれてはじめて作った、クリームプリンとチョコプリン

赤と白のチェックの紙つつみの中は、ノートとえんぴつのおくりもの。

もうね

あわてました。

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