キッチンスプーン

『2017年10月』のアーカイブス
2017年10月18日 16:26

秋のはじまりに読んだ本
寒くなると読書がはかどります。
・農場の少年 ローラ・インガルス・ワイルダー
   アルマンゾ少年に拍手。
・みずうみ 川端康成
   一冊読むとまた一冊読みたくなります、川端先生。
・むかしの味 池波正太郎
   よき時代の東京。まだ見ぬ、なつかしい味がずらり。
・学問 山田詠美
   夜の書き方がきわめて美しい。
・川島小鳥 未来ちゃん
   まぎれもない存在感。
・オ・ヤサシ・巨人BFG ロアルド・ダール
   バッキンガム宮殿の場面をくりかえし読みました。
・嫌われる勇気 岸見一郎 古賀史健
   「いま、ここ」に強烈なスポットライトを。
   
   

2017年10月15日 19:52

次郎さんの畑にお邪魔してきました。
長靴で、草の中をてくてくと。
彼は、黒妙うずという屋号を持つお百姓さん。
週に一回、丹精した野菜を軽トラックに積んで来てくれます。
苦いコーヒー1杯で、さまざまなことを一時間でも二時間でも語り合える
よき山の友人のひとりであり、唯一無二の仕事仲間でもあります。
穀物と野菜は、わたしにとって味の要。
欲しいのは、ひとくちめは淡く、ゆっくり味わうごとに深くなる味です。
彼の野菜でないと出せない味が、たしかにあります。
信頼できるって、いい。
だがときに、つらい。
端境期と不作。
実際に自然と折り合いながら苦心さんたんするお百姓さんに比べれば、
わたしのつらさなど、公爵婦人のぜいたくな心配事みたいなものでしょう。
野菜がないときは、何とかしてしのぎ、みのりを待ちます。
今年の夏はいい感じに終わりました。
いろんな話をしながら、草を踏みしめ畑を歩きます。
今年の秋は長いといいなあ。

カテゴリ:お店について
2017年10月13日 08:51

街で人気のパン屋さん、aoitoriでどっさりパンを買った帰り道。
思いつくままにおすそ分けしてクリームパン一個残りませんでした。
おいしいものが手に入るとうれしい。
もうそれだけで満足なのか、たんに心が浮き立つのか。
よくわかりません。
気がつくと、手に入れたものを丸ごとぜんぶひとにあげていたということが
食べものに限らず、数え上げればきりがないほどたくさんあります。
やり過ぎないように気をつけてはいますが
どうも引きとめちゃだめな気がして。
お金も、物も、人も。

2017年10月11日 16:26

訪ねてきた友が髪を切ってくれました。
美容師さんでも理容師さんでもない人です。
左右がそろってないね。とあきれ声。
そう。 じゃ、切って。 
ええ。
自分の姿かたちに興味がないとまでは言いませんが
それがなんだ、というような投げやりなところがわたしにはあります。
じゃ、切るよ。 
ん。
秋の朝。
目を閉じます。
見た目だけではなく。
中身だけでもなく。

2017年10月 8日 14:31

今日はヨガピクニックでした。
仲間と過ごすお気に入りの休日です。
白い霧が晴れて、真青な朝。
秋の原っぱには、たくさんのテントが立ち並んでいました。
目覚めてすぐと夜の入浴後に、30分くらいヨガをしています。
つよい意気込みはなく、身繕いと同じような感じです。
気に入って続けるうち、いつの間にかそれが当たり前になっていました。
木陰に座ります。
耳を澄ませる60分。
88ヨガスタジオのさつきさんの声と、からだの声。
おなじ原っぱにいる人たちの気配。
野山の鳥、虫、けものの声。
ひかる雲。
この上なく平和ないい気持ちです。
お昼は、仕出し屋「さじ」自慢の山の行楽弁当をご用意しました。
お煮しめ(ごぼう 大根 油揚げ こんにゃく 梅にんじん 昆布)
玉子焼き ぶり幽庵焼き 鶏の唐揚げ ポテトサラダ おひたし
蓮根の天ぷら さつまいもの素揚げ 枝豆と落花生塩ゆで 
栗入り玄米ごはん 自家製梅干し 焼きりんご コーヒー
おひとりさま 1500円


カテゴリ:ケータリング
2017年10月 7日 05:38

・食前のおつまみ
  生ハムとサラミ 自家製ピクルス バジルガーリックトースト
  食べられるほおずき ゆで枝豆と落花生 
・山の恵みサラダをありったけ 5種類の野菜ソース
  サルサソース・焼きなすのソース・ワカモレ・焼きトマトのソース・塩すだち
・高知の鰹で作ったツナとゆでじゃがいものサラダ
・焼きたてパンと里山風キッシュ
・手打ちパスタと粗挽き肉の大人用ハンバーグ
・食後のおつまみ
  トマトクラッカー 手作りハーブチーズ 山の果物と木の実 竹森さんのぶどう
・あつあつアップルパイとkitchen spoonコーヒー
おひとりさま4500円

カテゴリ:旬のメニュー
2017年10月 4日 20:28

わが心澄めるばかりに更けはてて月を忘れて向かう夜の月  花園院 
夜更けにひとり。
月を見ている。
こころも体も闇も、限りなく澄んでいる。
虫の声は波音のよう。
しずかに座り深い呼吸にくつろぐ。
気がつくと月を見ていたことさえ忘れて、月に向かっていた。
という世界。
いいうたです。
わたしは家族と月見をしながら、お椀にいっぱいのいも炊きをのんびり食べました。


2017年10月 3日 08:22

秋の始まりに読んだ本。
えり好みしないでかたっぱしからよく読んだなあと。
・みかづき 森絵都
 自分の道はひとりまっすぐに。
・ツバキ文具店 小川糸
 手紙はいい。
・赤い橋の下のぬるい水 辺見庸
 絶句。
・うめ版 新明解国語辞典×梅佳代
 この人の撮る写真をこれからも見ていたい。
・新明解国語辞典 第6版
 日本語を勉強中。
・大草原の小さな家の料理の本 バーバラ・M・ウォーカー
 ほんものの食べものがここにあります。
・つやのよる 井上荒野
 人は正論だけでは生きていけない。
 

2017年10月 1日 20:41

お声がかかったのは、久万高原町の若い林業家のみなさんが
東京と外国からのお客さまをお迎えする夕食会でした。
お鍋は自分たちでこしらえます、とのこと。
色々話して知恵を出し合い、山の家庭料理をご用意することになりました。
「キッチンスプーン」の料理はちょっと引っ込めておいて。
「仕出し屋 さじ」という気分で楽しく作りました。
うまそう!うまい!とつまみ食いが止まらない人がいて、おかしかったです。
・鶏の唐揚げ 大根おろしとすだち
・畑のにらをどっさり入れた揚げ春巻き
・完熟ピーマンの肉詰め
・秋なすの甘味噌炒め
・山のゆで野菜・・金時草 おくら エジプト豆 生らかっせい
・田舎風巻き寿司セット
   われこそはという人が巻いておもてなし。
   無農薬米ごま入りすし飯 焼きのり
   厚焼きたまご 高野豆腐 三つ葉 にんじん、ごぼう、しいたけ炒り煮
・山のくだもの・・あけび むべ 柿
   


カテゴリ:ケータリング