キッチンスプーン

『2017年11月』のアーカイブス
2017年11月28日 09:16

小学校でおもちつきをしました。
地域のおじいちゃんやおばあちゃんといっしょに
学校の田んぼで育てたもち米を、杵と臼でつきます。
みんなでたのしく食べるだけでなく、お世話になったひとたちにも配ります。
その数、70家庭分。
老いも若きも、全員腕まくりで、粉まみれ。
ああたのしいね。
直瀬もち工場。

2017年11月25日 16:04

高知のみもと酒店さんにご協力をお願いして、
kitchenspoonではじめてワイン会をしました。
やっぱり、自然派ワインはいいです。
酔いが深くなるにつれ、みな、あかるく自由になっていきます。
ひきしまっていた口もとが、やわらかくほどけて。
力がみなぎっていた目が、あけっぱなしに。
かたくさびた声が、深い感情をふくみはじめます。
いやはや。
これぞ自然派ワインの神髄。
朝の仕込みとランチとコーヒーも大好きです。
でももう、それだけじゃない。
生涯の記憶にのこるいい夜でした。


カテゴリ:お店について
2017年11月23日 18:03

松山の泉ゲストハウスに泊まりました。
道後温泉のすぐそばです。
アメリカ人のご主人と日本人の奥さんがむかえてくれます。
場所は、繁華街と住宅地の、ちょうどさかいめくらいです。
古い丈夫そうなたてものを、若い感性でたのしく工夫しています。
本棚とこたつのおやすみどころや、自由に使えるお台所がありました。
窓辺の席でひとりぽかんと座っていたら、
世界中からの旅人たちが、なにくれとなく世話を焼いてくれました。
お茶飲む? 日が暮れたね。電気ここ。そのドアはこうしてあけるんだよ。
などなど。
長期滞在中の方でした。
道後温泉のあたらしいお湯、飛鳥の湯へ。
ゲストハウスにもどり、木製2段ベットのふかふかお布団ですこしやすんで、
お借りした自転車で夕暮れの市内へ。
友の待つレストランまで、湯上がりサイクリング。

2017年11月21日 21:20

kitchen spoonで、満月の夜にだけひらくワインバーを始めます。
オープンは、来年の4月30日、満月。
自然派ワインと山のフランス料理をご用意します。
ここに来るまえ、結婚していたひととワインバーをしていました。
でも、ソムリエはもっていません。
それに、お酒もさほど強くありません。
ワインとひとが大好きです。
こつこつ準備中。

2017年11月21日 09:48

ごくまれに。
スープをひとくち飲んだっきり、涙があふれてとまらないという方がいます。
そういうとき。
山の天気を見るのとおなじ気持ちで、わたしは淡々としていたい。
魔法のスープを作ったわけではないからです。
ただ、その涙を邪魔しないように。

2017年11月17日 21:04

身支度をすませ家を出たら、玄関の目の前におおきなきじがいました。
おたがいびっくりです。
わ、とか、こここ、とかそれぞれちいさく声をあげて。
きれいな鳥。
あっけにとられて見とれているいるわたしを、
きじはふりかえりふりかえり、
とてちて歩いて、行ってしまいました。

2017年11月16日 19:19

7年前。
お金を貸してくれた人がいました。
したい店をするにはお金がこれくらい足りないと、なにげなく話したその翌日。
電話があり、銀行に行くと、すでに入金されていました。
500万円。
ああ。 返さなくていいよ。
その人は、まぶしいものでも見るような目をしてゆったり笑いましたが、
わたしは、笑うことも、うなずくことも、できませんでした。
信頼する人からの純粋な思いやりが、数字になって、今、目の前にあります。
ありがとう。 でも返す。
こつこつ貯めて、年に一回会いに行きます。
わたしにとってはせいいっぱいの金額ですが、彼は医師です。
この人ならこの金額、一日でかるく稼ぐのかもしれません。
一年ぶりだね。 はい。
借金を返しに行って、ワインとフランス料理をごちそうになりました。
たいへんおいしかったです。
ああ。
もう。
姫野晶子をこれ以上甘やかしてはなりません。

カテゴリ:お店について
2017年11月15日 17:28

たのしく料理する人は、そばで見ていてたのしいです。
道後公園前のCAFE & CANNTINE NOTREにおじゃましていました。
うれしさが、からだじゅう。
生き生きと。
オーナーシェフの牛神さんとは、昔からのお知り合いです。
今日はご機嫌ですねと
カウンター越しに声をかけたい気もしましたが、
黙っていました。
音楽を邪魔しないように、ちょっと息をひそめるのとおなじです。
NOTREのおとなりは友人の加奈子さんが営むBRIDGEです。
ふたりに会うのが、街に行くたのしみのひとつ。

カテゴリ:お店について
2017年11月12日 20:12

日曜日営業でした。
デザートは、できたてクッキーとあつあつ焼きりんご。
生地を人数分まるめていたら、ふと
友人のかわいい坊ちゃんのことを思い出しました。
食べることが好きなおちび君は、明日がお誕生日。
生地はたっぷりあります。
来店していた友人にも手伝ってもらって、
ありったけのクッキーを焼いて届けることにしました。
あまく香ばしいかおりが、ちいさな店いっぱいに満ちていきます。
ちょうど焼き上がるころ。
山の友人や直瀬の子どもたちが、ひとりまたひとりとやってきました。
クッキーはたっぷりあります。
みんなでにこにこ、ひとつずつ。


カテゴリ:お店について
2017年11月 9日 16:29

・じゃがいもと大根、豆の白いポタージュスープ
・里山コンビネーションサラダ
   紫水菜 春菊 クレソン はやと瓜 かぶ菜 ベルピーマン 塩ゆで
   自然薯 菊芋 地ごぼう 完熟満願寺とうがらし れんこん 素揚げ
   地にんじんの細切りマリネ 切り干し大根のアーリオオーリオソース
   秋トマトのサルサソース 紅大根の角切りサラダ ポテトサラダ
   バターナッツカボチャのサラダ 平茸のガーリックバターソテー 
   ラディッシュ・コールラビ・マルトーの薄切りサラダ 野菜ソース2種類
・ひとくちキッシュ
・8種類の秋野菜のごちそうグラタン
・黒妙うずの全粒粉入り 焼きたてパン
・地粉のクッキー 
   山の柿とりんごのジャム、山羊のミルクジャム、クリーム添え
・kitchen spoon 11月コーヒー
・本日のお茶・・上勝晩茶
  おひとりさま 3000円

   

カテゴリ:旬のメニュー
2017年11月 8日 18:46

お客さまをお迎えしたら、
さあお茶を出して料理をこしらえパンは焼けたか皿はこれ、いざ、盛り付け。
ではなくて。
わたしは知りたいのです。
はるばるとお越しくださった、あなた。
あなたがここで、だれとどんな時間を過ごしたいのかを。
うん。よかったみたいだとほっとする日もあれば、
ああ。ちがってたみたいだとしおれる日もあります。
どちらも愛しい、わたしの一日。

カテゴリ:お店について
2017年11月 7日 21:01

山のひとから新鮮な鯵をいただきました。
その人の楽しみは、休日に海で釣りをすることなのだそうです。
手のひらにのるくらいの、張りのある鯵が、8尾。
今日はわたしもお休みでした。
丸一日、ひとりきりで、気ままに過ごしていました。
朝風呂。読書。薪わり。ピアノ。
自分で作ったサンドイッチをほおばって、
また一冊。もう一冊。ひなたでゆるり。
昼寝。ヨガ。
よくやすめました。
くれた人のためにも家族のためにも、すこし手間をかけた夕食を用意したくなりました。
薪ストーブが赤く燃えています。
塩焼き 南蛮漬け つみれ汁 大根葉のおひたし
つけもの 玄米ごはん ざくろの実 柿の実

2017年11月 7日 08:08

青空の日曜日。
久万高原町マラソンがありました。
わたしは、友人の後藤一家の、出店のお手伝い。
今日はお汁粉屋さんです。
走り終わった人たちがたくさん来てくれました。
炭火焼きのもちがなかなか焼けないので、まってくれている走者のみなさんと
ちょっとずつ話ができました。
みなさん、苦しかった今日の道のりのことを
それはうれしそうに、おもしろそうに、話してくれます。
久万高原町マラソンは、坂がね。
そう。えげつないんです。
コースが変わるたびに、きつくなるんですよね。
地元の方は、あの坂道、なんともないんですか。
40歳からはじめました。500メートルから。今で20年です。
あなたも走れますよ。
走り始めて5分で後悔するんです。毎回。でもやめられない。
みなさんあかるいいいお顔。

2017年11月 1日 08:10

今年は試作に専念します。
楽しみにしてくださっていたみなさま、ごめんなさい。
きんとき 黒豆 田つくり 精進八幡巻 紅白なます
たたきごぼう 昆布巻き 煮しめ 幽庵焼き かずのこ
年々、好きな味になってきました。
でも、もっとおいしくなるはず。
おせちは年に一回しか作りません。
わたしはまだ、たったの8回しか作っていない。
伝統料理ともう一度しっかり向きあう冬にしようと思います。
 

カテゴリ:お知らせ