キッチンスプーン

2017年10月31日 14:10

一冊の本から、一歩も前に進めません。
読み終わっても読み終わっても、
なにひとつ終わった気がしません。
川端康成 「女であること」
なぜですかね。
理由は分かりません。
時間を見つけては開き、何度も読み直しています。
マグカップの中ですっかりさめた紅茶や
いっこうにへらないポップコーンを
本といっしょに、家中あちらこちら、持ち運びながら。


2017年10月26日 15:24

さあ。商売に走るかあ。
んっ?
声の方に向けた自分の目が、見開いていくのが分かりました。
かるく言い放っておいて、にんまり笑うその人は
バツフォ計画工房の山下さん。
この店を作ってくれた建築家です。
くつろいだ横顔に、秋の午後の日があたっています。
仕事の話をしていました。
反論したいという気分が、からだのなかを泳ぐようにふきあがってきます。
そのうねりが去るのを見とどけて、ひと息。
山下さん。
うん。
わたし店を始めてから、ずっと不思議に思うことがあって。
うん。
道楽者に見えるらしいね。
しかたないやろ。

カテゴリ:お店について
2017年10月25日 20:34

朝。
目覚めると、あたりいちめん白い霧でした。
虫の声も鳥の声もしない。
川の流れだけです。
薪ストーブには、昨夜の火がのこっています。
あたらしい薪をくべ、湯をわかし、かんたんに身支度をすませてから
ふかい息でからだをのばします。
むすめが寝床のうえで本を朗読しています。
今日は、宮沢賢治のやまなし。


2017年10月24日 10:48

11月は、どの教室もおなじ内容です。
贅沢な特別メニューなので、今回にかぎり参加費は4500円です。
ご興味のあるかた、この機会にぜひご一緒しませんか。
あなたのご参加を、山でにこにこ、お待ちしています。
あたたかく眠る
あなたらしいクリスマス
サンタクロースってほんとにいるの
久万高原町産 媛っこ地鶏の丸ごとローストチキン
ほかほかディナ-・ロール
シンプルでおいしい温野菜サラダ
ひとくちブッシュドノエル
・11月4日土曜日  3期生 10時から14時
・11月25日土曜日 1期生 10時から14時
・11月26日日曜日 2期生 16時から20時
たのしみですね。


カテゴリ:お知らせ
2017年10月21日 15:53

風呂上がりにひとり、ランタンを手にあかりの消えた店に降りていきます。
薪小屋から、よくかわいた木を2、3本。
洗って伏せてあるグラスの水滴をふり落とし、ワインでみたします。
煙草をくわえ、火を点け、テラスへ。
山の夜はまっ暗です。
ちっとも怖くありません。
土のなかの種みたいに、安心ないい気持ち。
「酒も煙草ものまんやつに、うまいもんが作れんのか。」
かつて、信頼するバーマンに、そう叱られたことがあります。
真顔だった。
はい。
練習してます、ときどきは。


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