キッチンスプーン

『食器・道具について』の最近のブログ記事

2016年10月31日 10:53

パソコン、おかえりなさい。

街の電気屋さんにお願いして修理に来てもらっています。

壊れるたびに。

よさそうですね。  では。

かえりじたくを始める背中に、秋の日差しがあたっています。

こんな山奥まで、毎回はるばる来てもらってほんとにいいんでしょうか。

前々からずっと気になっていたことをきいてみると

ああ。

気分がかわっていいです。 というようなお返事でした。

2015年4月30日 18:16

店でつかう葉書は、遙風堂のひでさんがつくってくれます。 

ちょっといい写真かなと。     これなんか。

うん。  そっちはね、 影がうるさい。    でしょ。

あとこういうのも。   お酒好きのひとに。

ああ。 ありがとうございます。 

うん。    美って、 調和だと思うの。

長い長い会話のあとに、ようやくできあがる一枚。

ていねいなひでさんの、ていねいな葉書。

2014年7月25日 05:47

初めてご来店された女性が、玄関の花入れをご覧になってひとこと。


わあ。

わたしみたい。



ご自身のように感じられますか。

はい。 うれしい。そのままでいいんだよって、言われてるみたい。


そうですか。


ぽんっと花が咲くようにして笑うかたでした。

そのままでいいんだと思います。

2013年12月 1日 16:20

わたし、この服を着て天国にいきます。   

あら。天国に行けると思っているのね。

はい。

もうちょっとこっちにいたら。

 

加藤さんは、うるおいのある笑顔が、きらりとうつくしい女性です。

銀色の髪は愛らしいショートカット。

雪のように白い肌と、きれいな小さな手の持ち主です。

 

わたしは鏡の中の自分の姿をじっと見つめました。

若々しい藍色の、シンプルでのびやかなしごと服。

加藤さんがつくる服は、着る人のからだと心を自由にします。

ひとの暮らしに深くかかわってきた古い布を

加藤さんの目が選び、加藤さんの手が新しい力と役割を与えます。

 

天国にだって着ていける。

そんな一着があれば、もうほかの服はきれいに洗ってやわらかくたたんで

ぜんぶ手放してしまったってかまわない。

 

あなたおとなになったわね。

つやのある声。

背中にそえられた手が、すっ とはなれます。

ほめられた。

校長先生にあたまをなでてもらえた、こどもの気持ち。